病気や怪我などによって、上を向けなくなったり、腕が上がらなくなったりすると、コップや湯のみで、飲み物を飲むことが難しくなことがあります。
何かを飲むことって、食事の時間より多いので、それが負担なくできないとなると、困ってしまいます。
テレビを見ながら、ちょっとお茶を飲むとか、家族と話をしながらコーヒーを飲むとか。
そんな何気ない日常を、当たり前に楽しみたいですよね。
そこで、今日は、幸和製作所さんの、テイコブというブランドから発売されている、「テイコブマグカップ」をご紹介します。

怪我などで腕が上がりにくい方、首や肩が痛くて上を向くのが辛い方、また、筋力低下などでコップの取手が持ちにくい方は必見です。
どうぞご覧くださいね。
飲みやすいコップをお探しの方は、「ほのぼの湯のみ」の記事もどうぞ。
この記事が対象としている方
- なんらかの原因で、上を向くことが難しい方(頸椎症、リウマチなど)
- 腕をあげると、肩に痛みを生じる方(肩周囲の骨折後、四十肩、五十肩など)
- 普通のコップの取手が持ちにくい方(手の変形、神経障害など)
- 握力の低下などで、湯のみが持ちにくい方
飲みやすさの秘密は、内側のカップにある!

テイコブマグカップの一番大きな特徴は、内側のコップの形状にあります。
テイコブマグカップは、取手のついた外側のカップと、飲み物が入る内側のカップに分かれます。(↓ 写真参照)

左:内カップ 右:外カップ
内側のカップが、底に向かって細くなっています。
こうなっていることで、首や腕を大きく動かすことなく、飲み物を飲むことができるのです。
下の図は、普通のコップで飲み物を飲む様子を表したものです。


首を反らして、腕も90度近くまで上がっています。
図はこの程度ですが、勢いをつけて飲もうとすると、もっと首を反らし、もっと腕もあげなければいけません。
首に障害や痛みがあったり、制限がある方、
90度以上、腕をあげると痛みが出る方には、つらい動きですよね。
テイコブマグカップだったらどうでしょう。
下の図をご覧いただくと、首はほとんど前を見て、腕も、高くあげていないことがわかります。


首や腕の大きな動きがなくても、内コップのにより、飲み物が口に届きやすいことがわかります。
持ちやすい取手
普通のマグカップの持ち手は、大抵こんな感じ。
指が2本入る程度です。

でも、この持ち方では、使っている2本の指に負担が大きくなってしまいます。
また、普通のマグカップでは、手に変形があると指を入れられないことすらあります。
テイコブマグカップは、取手の下が、コップ本体につながっていないので、手を入れる部分に十分な余裕があります。

手全体で、コップ本体を支えることができるので、持っているときの安定感も向上します。
また、取手の内側に凹凸がついていて、外側から取手を持つ時でも、手に引っ掛かりやすい工夫がされています。

飲み物をこぼれにくくする工夫がいっぱい!
外カップの底には、シリコンの滑り止めがついています。

さらに、取手は、コップの底面に近いところまで伸びていて、コップが倒れにくいような配慮もされています。

さらに、シリコン性のフタもついているので、中の飲み物をこぼしてしまう心配は、さらに少なくなります。

フタには、ストローの差し口もついているので、コップを口元まで運ぶことが難しい方でも使うことができます。

ちなみに、このふたは、マグカップの飲み口に合わせて乗せ、軽く上から押さえれば、簡単に閉めることができます。外すときは、つまみもありますし、手で覆うように持って外すこともできます。
軽くて丈夫
本体の素材は、ポリプロピレンとポリカーボネート。いわゆるプラスチックですので、軽量で、丈夫です。
重さは、フタも合わせて、142gでした。
容量は200ml。
なみなみに飲み物を入れて、大体340gくらいですね。
磁器や陶器のマグカップだと、飲み物を入れていなくてもでも200〜300gくらいあるので、飲み物を入れたら、500gくらいにはなってしまいます。
比べると、軽量であることがわかりますよね。
手のひらをマグカップ本体に当てて、さらに両手で持てば、重さが指や手にかける負担はかなり軽減されます。
何から何まで至れり尽くせりの設計で、多くの方に安心して使っていただけます。
注意点・デメリット
考え抜かれた「テイコブマグカップ」ですが、少し注意点もお話しておきます。
プラスチック製なので、傷つきやすい
素材は、内カップがポリプロピレン、外カップがポリカーボネート。
軽量で、割れにくいことはお話しました。
その反面、傷がつきやすいのがプラスチック製品の難点です。
使っているうちに、細かい傷はできてしまいます。
普通に使っていれば、大きな支障はないと思いますが、気になる方は注意してください。
熱によって変形しやすい素材でもありますので、火の近くでは使わないようにしましょう。
漂白剤の使用はできない
漂白剤の使用は避けるよう、記載がありますので、漂白剤での消毒を想定していた方は注意してください。
耐熱温度は100度、耐冷温度は0度です。
ですので、熱湯をかけて消毒することはできるかもしれません。
(できるとも書いていないので、自己責任といえば自己責任ですが、さっとお湯をかけるくらいなら、私はやってしまうと思います)
煮沸は、変形すると嫌なので、やめておきましょう。
密閉容器ではない
先ほど、シリコン性のフタがあることをお伝えしましたが、密閉性はありません。
フタは、つけ外しが簡単な、シンプルなものです。ストローの差し込み口もありますし、空気穴もあります。
意図的に逆さまにすれば、中の飲み物はこぼれてしまいます。
注意しましょう。
パーツが多い
あと、私が感じるデメリットとしては、パーツが多いことかなと思います。
パーツが多いと、洗うのが面倒になったりしますよね。
毎回洗う必要はないのかもしれませんが、飲み口に近いところに、つけ外しの境目があるので、定期的に洗浄する必要はありそうです。

私だったら、溜まった汚れを落とす方が面倒に感じるので、毎回外して洗うと思います。
幸い、ネジの部分があまりキツくないので、比較的軽い力でつけ外しができるところが、毎回洗うというハードルを、少し下げてくれるかなーと思っています。
参考になさってください。
その他
その他
電子レンジでの使用不可
冷凍庫での使用不可
追記情報:青もある!
以前、ここで、
「カラーバリエーションがオレンジしかない」
と言っていましたが、ブルーが発売されていました。
ただ、売っているのは圧倒的にオレンジが多く、
青は売り切れている場合も結構あるので、
「どうしても青が欲しい!」という方は、
こまめにチェック、即購入をオススメします!
今のところ楽天市場でしか見かけません。
※ ちなみに、「なんで?ってくらいないです。
リンク貼ろうと思ったのですが、在庫が本当にないみたい。
ブルーのテイコブマグカップの写真を使っていても、オレンジが売っていたりするので、要注意です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にまとめると、
- 首や腕を大きく動かさなくても飲めるようになっている
- 持ちやすい取手
- こぼれにくいように配慮された作り
- 軽くて丈夫
というのが特徴です。
頸椎症や関節リウマチの方には、優しい作りになっています。
関節リウマチを患っていて、テイコブマグカップを使っている方を知っているのですが、
かなり気に入っていらっしゃるようで、
何個か買って、自宅用とかデイサービス用とか、使い分けているみたいです。
あなたも、テイコブマグカップで、楽しく自宅喫茶を楽しみましょう!



