自助具解説/介助箸「スケーターのジョイント木箸」利き手交換練習に最適な箸! 使い方やオススメを徹底解説

スケーター「ジョイント木箸」がどんなお箸なのかをレポートしています。

今回は、スケーター「ジョイント木箸」についてお話していきます。

自助具のお箸って種類がたくさんあって、どれがいいのかわからなくなってしまいますよね。

今回紹介する「ジョイント木箸」も、どんなお箸なのか気になりますが、情報が少ない

今回は、皆さんの疑問を解決できるよう、きっちりレポートしていきたいと思います!

開封前ジョイント木箸
パッケージ付きの「ジョイント木箸」

この記事は、

  • ジョイント木箸について知りたい人
  • いろんな介助箸について情報が欲しい人

を対象としています。

ジョイント木箸が向いている人

ジョイント木箸を使うのに向いている人は、

  • 箸の操作の練習中の人(子供も含む)
  • ある程度、箸を自由に使いたい人

などが考えられます。

ジョイント木箸は、誰でも簡単に使える自助具ではないということは、知っておいてください。

介助箸を購入するにあたって、ジョイント木箸は、比較的安価で買いやすいのですが、
買ってみたら「使えなかった!」ということになりがちな介助箸です。

もし、「簡単に使える箸を探してた!」という方は、他の介助箸を検討してみましょう。

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アシスト付き普通のお箸! ジョイント木箸の特徴

自由度の高い操作性

ジョイント木箸は、普通のお箸を使うのにかなり近い感じで使うことができます。

よくある、つまむだけの介助箸は、非常に簡単に使うことができるため、特に練習は必要ありません。

その反面、「あれ、こうしたいのにできないな…」と、不便に感じる方もいらっしゃるようです。

ジョイント木箸は、よくある介助箸とは違います。

かなり自由度の高い操作性を残している介助箸なのです。

例えば、
大きな卵焼きを箸で切るとき、力を入れて箸を開きますよね?
そういう操作は、普通の介助箸ではできません。

他にも、一口大の卵焼きを、さらに小さく切りたいとき、箸ではさんでから、捻るように切ったりしませんか?
そういう操作も、普通の介助箸ではできません。

でも、ジョイント木箸であればできるんです。

箸先を大きく開く(ジョイント木箸)
箸先をクロスさせる(ジョイント木箸)

ジョイント木箸は、柔らかいシリコン性のジョイントで2本の箸をつないでいるだけなので、普通の箸でできることは大抵できます

ジョイント木箸のシリコンジョイント
ジョイント木箸のシリコンジョイント

でも、このシリコンジョイントがついているおかげで、普通の箸より軽い力で使うことができます

箸がバラバラになったり、ズレたりしませんし、箸の間隔を適切に保ちます

箸先を開くのにも、軽いアシストが働きます。

ですので、普通の箸を使うよりは、疲労感は少ないです。

つまり、ジョイント木箸は、介助箸としては珍しく、「介助を最低限に抑えた介助箸」ということです。

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練習に最適な介助箸

介助が最低限ということは、普通の介助箸に比べると、使うのは難しくなります。

逆に言えば、箸を使う練習に、非常に向いているということです。

ジョイント木箸で箸の練習
ジョイント木箸で箸の練習(あられをつまむ)

ジョイント木箸を使うときは、シリコンジョイントの介助があるとはいえ、ある程度しっかり、上の箸と下の箸をそれぞれ固定する必要があります

固定することを意識しないと、食べ物をつまんでも、箸先がクロスしてしまい、食べ物を口に運ぶことができません。

普通の箸で練習をすると、箸がズレたり、持ち直したりする回数が増え、箸を操作する練習には、なかなか集中できません。

箸の操作がうまくなりたい人、もしくは、箸の練習をさせてあげたい人がいる場合には、ジョイント木箸がオススメです。

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いろんな箸で使えるシリコンジョイント

ジョイント木箸の、自由度が高いのに、軽いアシストが働く操作性は、このシリコンジョイントで実現されます。

シリコン性なので、とても柔らかいのが特徴です。

ジョイント木箸のシリコンジョイントはとても柔らかい

セットになっている木の箸じゃなくても、付け替え可能です。

付属している箸は、太さが8mmくらいなのですが、もう少し太いお箸でも、差し込むことができました。

ダイソーの子供用のお箸は、ばっちり使えました。

箸にシリコンジョイントをつけるときには、お湯につけるなどして、シリコンジョイントを温めてからだと、差し込みやすいです。ぜひやってみてくださいね。

シリコンジョイントをお湯につける
シリコンジョイントは温めてからだと差し込みやすい(ジョイント木箸)

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デメリット:向き不向きが大きく別れる

ジョイント木箸は、自由に操作できる反面、ある程度、箸を操作できることが求められます。

ですので、誰でもが使えるわけではありません

能力による向き不向きが大きく別れる介助箸です。

もし、ごく簡単に使うことのできる介助箸をお求めであれば、ジョイント木箸は、全く向いていないと言えます。

また、箸の練習をしない方にもオススメしません

簡単に使える介助箸の方がたくさんあるので、いろいろみてみるといいと思います。

当サイトでご紹介している中で、値段的に買いやすいのは、「ハビナース 使いやすいお箸」ですかね。

もし、手の変形があるという方でしたら、「箸ノ助」がオススメです。

手の力が弱い方や、普通の箸に見える介助箸をお探しの方でしたら、箸ぞうくんシリーズの「やじろべえ」「おつまみ」がいいと思います。

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使用上の注意

差し込むときは、▲の印の方から

ジョイント木箸は、ジョイントと箸をバラバラにして洗うことができます。
ですので、使うときには、向きを間違えずに装着する必要があります

シリコンジョイントには、三角▲の印がついているのですが、

シリコンジョイントの三角印
シリコンジョイントの三角形しるし(ジョイント木箸)

▲がついている方に、箸の細い方を入れて装着しましょう。

三角印の方から箸先を差し込む
箸の差し込みは▲のしるし側から(ジョイント木箸)

逆から差し込むと、箸を開くアシストが得られなくなってしまいます

私はやってしまったのです。皆様もお気をつけて!

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ジョイントの位置は、使う人に合わせて調整しよう

シリコンジョイントをつける位置によって、微妙に使用感が変わってきます。

シリコンジョイントが箸の上の方にあると、箸先を閉じたときの固定力は弱くなるので、指にしっかり力を入れないといけません。

箸の上の方につけたシリコンジョイント
ジョイントのいちが上の方だと、難易度があがる(ジョイント木箸)

シリコンジョイントが指に近い場所にあると、箸先の固定はしやすいです。

指の近くにつけたシリコンジョイント
ジョイントの位置が指の近くだと、安定しやすい(ジョイント木箸)

箸を使う練習であれば、初めは指に近い位置で使って、慣れてきたら、少しずつ上の方にずらして、難しくしていくといいと思いますよ。

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サイズ展開が2種類

ジョイント木箸は、21.0cm のものと23.0cm のものがあります。

→ スケーター オンラインショップ ジョイント木箸(21.0cm)
→ スケーター オンラインショップ ジョイント木箸(23.0cm)

箸の長さは、親指と人差し指を直角に開いて、人差し指と親指の間の長さの1.5倍がちょうどいいとされています。(「ひとあたはん」と言うそうです)

ひとあた半の図説

私の場合だと、人差し指と親指の間が約14cmだったので、14cm × 1.5 = 21cm で、21cmの方がいいということですね。

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まとめ

いかがでしたか?

ご不明な点がありましたら、お気軽にコメントくださいね!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

ではまた!

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